2012/01/20

「ひかり」のポリフォニーのためのサウンドトラック



「ひかり」のポリフォニーのためのサウンドトラック

2012/02/11(sat)
会場:奈良県立図書情報館・庭園
(雨天の場合は屋内・交流ホールにて開催)

17:30-19:30  入場料:無料
出演:ASUNA/Sonir/slonnon/omoidemaigo
音響:米子匡司  / コーディネイター:sukima industries




毎月様々なイベントが行われ、全国でも注目を集めるユニークな公立図書館・奈良県立図書情報館にてライブを行います!

同館の庭園を使って開催される、フォト・アーティスト河原和彦氏らを中心とするユニット・PALLALINKによる映像の展覧会[「ひかり」のポリフォニー]の関連イベントとして、「同展覧会のためのサウンドトラック」、
という趣向で気鋭のサウンドアーティストがパフォーマンスを敢行します。

今回は、大阪FLOATで開催中のFMラジオを使った実験的な音楽イベント[SHC]の全面協力のもと、スピーカーを使用しない特殊な形態のライブを試みます。
館内某所から電波を使って発信されるアーティストの演奏を、
展示作品をご観覧頂きながらラジオでお楽しみください!

※携帯FMラジオは会場で準備しておりますが、
数に限りがありますのでお持ちの方はご持参ください。


ASUNA(アスナ)
2003年にスペインのLucky Kitchenよりデビュー・アルバムを発表後、国内外問わず様々なレーベルより作品を発表、2008年に集大成的な2枚組の3rd.アルバム"THIS"をvectors/HEADZよりリリース。最新作は米ブルックリンを拠点とするMusic Relatedから発表された"flowers"。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体としつつ、ギターやクラリネット、チェロ等 の様々な生楽器と電子音響が絡み合った作曲作品から大量の玩具楽器やカシオトーン、サンプラーを使ったジャンクでローファイな作品まで、多様なスタイル を一貫したナラティブな作品としてまとめあげる特徴を持つ。昨年2010年にはOpitopeとの共作アルバムを米シンシナティのStudents of Decayから、佐藤実(m/s, SASW)との共作アルバムをイタリアのSenufo Editionsから、さらにアヴァン・フォーク・ドローン・バンドHELLLのメンバーとしてJackie-O MotherfuckerのTom Greenwoodが主宰するU-Sound Archiveより作品をそれぞれリリースしている。並行して、語源からその原義を省みた「機関・器官」としてのオルガンを扱ったインスタレーション作品の展示も行う。また、3 inchミニCD専門レーベルaotoao、カセット・テープ専門レーベルwaiting for the tapesを運営。
http://www.aotoao.jp/
http://d.hatena.ne.jp/wftt/

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Sonir
Sonir(ソニア)は、複雑系即興アンサンブル・SJQ(cubic music/HEADZ)などで活動するウオズミユウタのソロプロジェクト。
「ギズモ」という自身で開発中の人工生命を利用した音楽ソフトウェアを用いる。人工生命に予め音を与えておき、コンピュータの中で起こる食物連鎖による生態系の中からリズムやハーモニーを生み出す。
近年は、バルセロナ(スペイン)やベルファスト(アイルランド)、
そしてアメリカのニューヨーク電子音楽祭での公演など国際的に活躍。
http://www.dubdb.com/sonir/

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slonnon
大阪在住の杉原尚樹によるソロプロジェクト。
コンピュータの電子音響とギターによる即興演奏を中心としたパフォーマンスを行う。
オーガナイザーとしてライブイベント[SHC]を大阪のフリー・スペースFLOATにて主催。
スピーカーなどの通常の音響システムを使用せず、
会場内からFMで発信される出演者の演奏を屋外の観客がラジオで鑑賞するという、
ユニークなスタイルが注目を集めている。
他にも[SHC]では、インターネットを使った海外アクトのオンラインライブなど、様々な実験的ライブを展開中。
http://www.slonnon.com/

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omoidemaigo
奈良県在住のナカガイトイサオによるソロユニット。2003年から活動を開始。
「夢のサウンドトラック」というコンセプトのもと、エレクトロニクス、ギター・ ドローン、フィールドレコーディング、コラージュ、ノイズなどの手法を駆使し、夢が内包する多様な感覚を表現するべく楽曲制作やライブ活動を行う。
2009年、大阪ARTCOURT Galleryの展覧会「migratory - 世界に迷い込む -」にて、映像作家・林勇気氏の作品の音楽を担当。
また、ソロ名義以外では、SJQやTESTCARDなどのグループで活動中。
http://www.eonet.ne.jp/~maigo/

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Tadashi /Yonago 米子匡司
音楽家。主に音楽とその周辺のことをしています。音楽グループSJQメンバー。住居兼オープンスペースFLOAT管理人。ウェブと紙の雑誌『余所見』の執筆者。自動販売機も作ります。
http://www.chochopin.net/

映像と音のインスタレーション 「光のポリフォニー」 REFLECTIONS6


会期 平成24年2月7日(火)~19日() 17:00~19:30
※雨天の場合は中止、会期中2月13日(月)は休館
会場 奈良県立図書情報館 庭園
映像・企画 :palla / 河原和彦(美術家、写真家)
演出・撮影: 東陰地正喜(映像作家)
サウンドスケープ: 西川文章(ギター演奏家、音響エンジニア)
空間装置:田中おと吉(造形作家、”形”studio)



「PALLALINK」は美術家・palla/河原和彦を中心としたアーティストユニットで、主に映像と音を使ったインスタレーション作品を制作しています。今回の作品は「REFLECTIONS」の第6作です。

concept :
映像作品の元になるものは、街並みとそこを行き交う人々の様子を平行移動しながら撮影した1編のビデオです。作品は、その画面の位置をずらし、さらに時間を一定の間隔でずらしながら幾重にも重ね合わせて合成処理されたものです。作品の表すものは、集積と拡散を繰り返すひかりの造形です。それは、運動する複数オブジェクトの時空間上の関係性を示します。それを決定づけるものは、オブジェクト間の距離と各々の運動する速度、方向であり、さらに時間の進行によって様々な変化を遂げることになります。一見無関係に行き交うそれらオブジェクトの発する「ひかり」は、時間の進行により次第に絡み合い、ある瞬間、美しい「ひかり」の帯となって、まるでひとつの生き物のような振舞いを見せるのです。
様々な災害に見舞われた2011年は人々の記憶に残る年となりました。《「ひかり」のポリフォニー》は、この作品を見る観客の皆さんの様々な思いが「ポリフォニー」を奏でることを意図しています。図書情報館の庭園に織り重なる「ひかり」の帯が美しいポリフォニーを奏で、現在も苦境に立たされている多くの方々に、「鎮魂のひかり」「希望のひかり」として届くことを願っています。

河原和彦(pallalink)
http://www.pallalink.net/

奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/index.html